中平卓馬展に行った。前期の写真はおもったよりかなりかっこいい。森山大道なんかよりも全然いい。前期のが写真から伝わってくるものがあるのに対して、後期のは写真家から伝わってくるものが或る感じ。「中平卓馬の写真論」を買った。中で引用されているファンからの手紙が泣ける。写真にポエジーを強要することは避けなければならないが、かといってポエジーを失うことがいいのかというとそんなことは無いのであって、つまり我々はコックさんから何か学ぶべきところがあるような気がした。