アメリカ旅行で最低限気をつけるべき、たった一つのこと

いままで、まったく意識してなかったけど、アメリカ旅行にはちょう危険なトラップがある。
今日はそれを皆さんにお知らせします。

アメリカのボルティモアで開催されたOtakonに参加した後、ダラス経由でComic-Conに参加するためにサンディエゴに飛んだ。ダラス行きの便も、サンディエゴ行きの便もどちらも3時間くらい遅れたせいで、全部で16時間くらいかかった。文句がいいたかったので、書いたがそれは今回の話とは関係ない。疲れてホテルに着いたときには、12:00を過ぎていた。充電器を取ろうと思って、スーツケースを開けようとしたのだけど、なぜか開かない。

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明らかにロックされてる。TSAロックのことは、もちろん知っていた。アメリカでは、TSA(国土安全保安省運輸保安庁)が預け入れた荷物を目視確認するため、スーツケースに施錠してはいけない。ただしTSAロック機能がついているものであれば、TSAだけが持っている合い鍵であけられるので施錠してもOK。すばらしいですね。でも僕はめんどうくさいので、スーツケースに鍵はかけません。従って、鍵なんか持ってない。でもロックされた。

TSAの職員も人間なので、もちろん初めはロックされてなかったスーツケースを、うっかりロックしてしまうこともある。それは、仕方がない。でもこのままでは、荷物が開けられないので、何もできない。ホテルの人に相談して、代わる代わるいろんな人に頑張ってもらったが、スーツケースはなかなか開けられない。当たり前の話だけど、彼らはTSAではないので、TSA用の合い鍵は持ってないのだ。ホテルの人はスーツケースを破壊すべきだと主張した。しかし僕はお気に入りの水色のスーツケースを捨てるのは嫌だった。ホテルの人もどうしようもないので、困っていた。

仕方がないので、スーツケースを引きずって空港に戻り、セキュリティチェックのところで警備をしていたTSAのおじさんに話したところ、ものの5分で開けてもらえた。おじさんは非常に面白かったらしく、通り過ぎるいろんな人に僕の話をしていた。

というわけで、TSAロック? めんどくさー、鍵かけなきゃいいか。とか思う人も、せめて鍵だけはちゃんと持って行くか、バゲッジクレームで荷物を拾った際には、施錠されてないかをチェックしておくべき(締まってたら、セキュリティチェックのところに持って行って暇そうな人に、相談する)だよというお話でした。