命名

そういえばまだいってなかったが、名前は倫太郎にした。

なぜ「倫」かと聞かれる。人にとって最も重要で、僕に最も欠けているものの一つが「倫」だ。「倫」とは人としての道のことであり、要は人間関係にどう真摯に向き合っていくかということだ。現代風にいうと、ケータイメールをすぐに返すとか、そういうことである（たぶんね）。

孟子に次のようにある。昔、中国に堯という君主がいた。堯は荒廃した世の中を憂い、舜を登用して治めさせた。舜は治水を行い、五穀を植えて、民は豊かになった。しかし、たとえ飽食暖衣しているといっても、教育がなければ、それは獣と変わりがない。堯はこれを憂い、舜は民に人倫を教えた。その中身は、父子に親あり、君臣に義あり、夫婦に別あり、長幼に序あり、朋友に信ありということである。*1これを儒学では五倫とよび、仁義礼智信の五常と併せて、基本原則として尊重された。*2

五倫は少し古いところもあり、現代においてまた内容は少し変わってくるところもあるだろう。例えばケータイメールの返事を何食わぬ顔で二日目とかに送らないとか*3、今ではそういうことも大事なことかもしれない。またこれからも変わっていくだろう。ただ人を思い、真摯に行動するという本質的な部分は変わるわけではない。特に行動がむずかしい。僕くらいの人間になると、やろうやろうと思っていながら、ついついやらずに終わってしまうものである。そこを反面教師として真人間への道を進むように、愛を込めて決めました。

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（写真は本文とは関係ありませんが、これが倫太郎です。はろー）

*1:http://suzumoto.s217.xrea.com/website/mencius/mencius05-04b.html

*2:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/2663/ningenron/shoshi/moushj.htm

*3:たとえばの話である

産まれた。

11月12日木曜日20時48分。2918g、49cm。男の子。髪がふさふさしている。陣痛時間が16時間くらいで、分娩室に入ってから2時間くらい。母子ともに健康でよかった。名前はまだない。
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順調に産道をおりてきてくれたけど、その分痛みもどんどん進んで妻は大変そうだった。途中ちょっとだけ彼の位置が悪くなったときがあって、先生がおそるべき技（詳細不明）で、妻のこの世のものとは思えない悲鳴とともに、直してくれた。ちょっと不安になりましたが、それで一気に進みました。

親として変に期待しすぎてしまったりすることもあるかもしれないけど、無事に産まれてきてほしいと願った、今日のこの思いを忘れずにいたいと思う。エチカの鏡に出てくる天才児みたいにならなくてもいいので、好きなことを楽しめて、親より長生きする子に育ってください。

カメラ買った

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オリンパスのEP-1。昨日ビックカメラで在庫切れだったので、Amazonで注文したら、翌日に届いた。ポイントで本も買えるし、いいかも。パンケーキの焦点距離が35mm相当で懐かしい。コンパクトデジカメばかり使ってたから、ファインダーを使うと変な感じ。AFのピントがいったりきたりするので、設定をいろいろいじった。MF時はピント合わせように、液晶に拡大画面が表示される。使いやすいような気もする。

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トイフォトモードで。サイズは6x6。あとでPCで加工するとかめんどくさくてもうできない。まあこんな加工しないんだけど。